目次
概要
JetEngineは、WordPressサイトに動的コンテンツを追加するための強力なプラグインで、Elementor、Gutenberg、Bricksエディターと互換性があります。主な機能は以下の通りです。
動的なウェブサイト構築ツールキット
- カスタム投稿タイプ(CPT): サイトのコンテンツを構造化し、独自の投稿タイプを作成できます。
- カスタムコンテンツタイプ(CCT): メタデータを単一のテーブルに保存し、データのクエリやエクスポートを高速化します。
- タクソノミー: 投稿タイプをグループ化し、分類を容易にします。
- カスタムフィールド: 投稿タイプにメタデータを追加し、詳細な情報を管理できます。
- メタボックス: カスタムフィールドのストレージを作成し、情報を整理します。
- オプションページ: すべてのオプションを一元管理し、設定を簡単にします。
リスティングアイテムの開発
JetEngineは、リスティングアイテムの作成と管理をサポートし、さまざまなレイアウトオプションを提供します。
リスティンググリッドレイアウトの探索
- グリッド: 標準的なグリッドレイアウトでアイテムを表示します。
- インジェクション: リスティンググリッド内にバナーや広告を挿入できます。
- スライダー: スライド形式でコンテンツを表示します。
- マップ: 地図上に動的なコンテンツを表示します。
- カレンダー: イベントや予定を動的なカレンダー形式で表示します。
- カルーセル: カルーセル形式でアイテムを表示します。
動的機能の活用
- 動的関数: フィールド値を動的に計算し、合計や平均などを表示します。
- 動的タグ: メタフィールドからデータを取得し、投稿数や平均評価、価格などを表示します。
- ショートコード: JetEngine関連のデータをショートコードで出力し、サイト内の任意の場所に配置できます。
- 条件付きロジック: 動的な可視性ルールを設定し、特定のメタフィールドを表示または非表示にします。
- マクロ: 特定の関数を呼び出し、リスティンググリッドやマップリスティング、カレンダーでデータを表示します。
- グロッサリー: メタデータのセットを作成し、CPT、フォーム、フィルターのオプションとして使用できます。
ユーザー行動データに基づく機能
- データストア: 各ユーザーのための個人データリポジトリを提供し、ウィッシュリストやお気に入り、いいねなどを保存します。
- 動的可視性: メタフィールドの値やユーザーデータ、その他のルールに基づいて、ページ要素の表示制限を設定します。
ユーザー、ターム、投稿の関係性
JetEngineは、異なるカスタム投稿タイプ(CPT)、カスタムコンテンツタイプ(CCT)、タクソノミー項目、ユーザーを相互に関連付けることができ、1対1、1対多、多対多の関係を設定できます。
JetEngineは、動的なウェブサイトを迅速かつコスト効率よく構築するための包括的なツールセットを提供します。
メンバーシップ機能
JetEngineの組み込み機能であるMembershipは、WordPressサイトに多層的なメンバーシップシステムを構築するための強力なツールです。この機能を活用することで、ユーザー登録、プロフィール管理、コンテンツアクセス制御、支払い処理など、包括的なメンバーシップサイトを作成できます。 citeturn0fetch0
主な機能と設定手順:
- メンバーシップレベルの設定:
- ユーザー登録フォームを作成し、異なるユーザーロールに基づくメンバーシップレベルを設定します。
- ユーザープロフィールのインポート/エクスポート機能を活用して、迅速なスタートが可能です。支払いオプションの構成:
- PayPal、Stripe、WooCommerceなどの支払いゲートウェイを統合し、メンバーシップレベルに応じた価格設定を行います。
- フォームとページの作成:
- 複数ステップのログイン・登録フォームを作成し、ユーザーが簡単にサインアップおよびログインできるようにします。
- 価格表ページ、チェックアウトページ、サンクスページを構築し、ユーザー体験を向上させます。
- ユーザープロフィールの管理:
- 各ユーザーロールに応じたカスタムメンバーエリアを作成し、ユーザーが自身のコンテンツを管理できるようにします。
- ユーザーの公開ページのカスタムパーマリンクを設定し、ナビゲーションを最適化します。
- コンテンツアクセスルールの設定:
- 特定のメンバーグループに対して限定コンテンツを提供し、ユーザーの関与を促進します。
- ユーザーが投稿やコンテンツを提出・編集できる権限を設定します。
- コンテンツの可視性管理:
- ユーザーロールに基づいてコンテンツの表示設定を行い、適切なユーザーに適切な情報を提供します。
JetEngineのMembership機能を活用することで、柔軟でカスタマイズ可能なメンバーシップサイトを構築し、ユーザーエンゲージメントと収益化の機会を最大化できます。
Custom Post Type
JetEngineのカスタム投稿タイプ(CPT)機能は、WordPressサイトにおいて多様なコンテンツを柔軟に管理・表示するための強力なツールです。この機能を活用することで、標準の投稿やページ以外にも、独自のコンテンツタイプを作成し、サイトの構造を最適化できます。 citeturn0fetch0
主な特徴:
- 多様なコンテンツタイプの作成: 不動産物件、車の広告、サービス、予約注文など、特定の目的に合わせたカスタム投稿タイプを作成できます。
- 柔軟なメタフィールドの追加: 18種類のカスタムフィールドを追加し、各投稿タイプに必要な情報を詳細に設定できます。
- スラッグとパーマリンクのカスタマイズ: 投稿タイプのスラッグやパーマリンク構造を自由に設定し、SEOやユーザー体験を向上させます。
- アーカイブページの有効化: カスタム投稿タイプ専用のアーカイブページを作成し、コンテンツの整理とナビゲーションを改善します。
- 階層構造の設定: 投稿タイプ内で親子関係を設定し、コンテンツの階層的な整理が可能です。
- リスト表示の作成: ElementorやGutenbergを使用して、カスタム投稿タイプのリスト表示をデザインできます。
- カスタム分類と関係性の設定: 独自のタクソノミーや用語、投稿間の関係性を設定し、コンテンツの関連付けを強化します。
- メタボックスとオプションページの追加: 管理画面にカスタムメタボックスやオプションページを追加し、データ入力や設定を効率化します。
- フォームとデータストアの設定: ユーザーからのデータ収集や保存を行うフォームやデータストアを作成できます。
- アクセスと可視性の管理: 管理画面での表示、ナビゲーションメニュー、REST APIでの可視性を設定し、特定のユーザーロールへのアクセス制限も可能です。
- 管理画面のカスタマイズ: カスタムラベル、アイコン、メニュー位置、管理カラムの設定により、管理画面の使い勝手を向上させます。
- 投稿編集画面のカスタマイズ: タイトル、リビジョン、ピンバック、トラックバック、コメント、著者の切り替え、抜粋、アイキャッチ画像、ページ属性などのオプションを有効化できます。
JetEngineのカスタム投稿タイプ機能を活用することで、WordPressサイトのコンテンツ管理がより柔軟かつ効率的になり、ユーザー体験の向上やSEO対策にも貢献します。
Meta Boxes
JetEngineのメタボックス機能は、WordPressサイトにおいて投稿、タクソノミー、ユーザーに関連するカスタムメタフィールドを効率的に作成・管理するためのツールです。
主な特徴:
- メタボックスの作成: WordPressダッシュボードの「JetEngine > Meta Boxes」から新規メタボックスを追加できます。
- 一般設定: メタボックスのタイトルや適用先(投稿、タクソノミー、ユーザー)を設定し、投稿編集ページに編集リンクを追加するオプションも利用可能です。
- 可視性条件: ユーザーの役割やタクソノミーの用語に基づいて、メタボックスの表示・非表示を制御できます。
- メタフィールドの追加: メタボックス内に複数のメタフィールドを追加・編集・削除でき、ドラッグ&ドロップで順序を変更することも可能です。
これらの機能を活用することで、WordPressサイトのカスタマイズ性とデータ管理の効率が向上します。
Custom Content Types
JetEngineの「Dynamic Repeater Widget」は、カスタム投稿タイプ(CPT)やタクソノミーに関連する繰り返しブロックを表示するためのウィジェットです。このウィジェットを使用すると、JetEngineやAdvanced Custom Fields(ACF)で作成したリピーターフィールドのデータを、リスティングアイテムやシングルページ内で動的に表示できます。
主な特徴:
- リピーターフィールドの表示: JetEngineやACFで設定したリピーターフィールドの内容を、リスト形式やスライダー形式で表示可能です。
- カスタム投稿タイプやタクソノミーのサポート: 製品、プロジェクト、チームメンバーなど、さまざまなカスタム投稿タイプやタクソノミーに対応しています。
- 柔軟なレイアウトオプション: リスト、グリッド、スライダーなど、多様なレイアウトでデータを表示できます。
- 動的コンテンツの統合: リピーターフィールド内の各アイテムに対して、テキスト、画像、リンクなどの動的コンテンツを設定できます。
このウィジェットを活用することで、複雑なデータ構造を持つコンテンツを効率的に管理・表示し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが可能です。
Reusable Components
etEngineの「コンポーネント」機能は、WordPressサイトで再利用可能なカスタムウィジェットやブロックを作成・管理するための強力なツールです。この機能を活用することで、デザインの一貫性を保ちながら、ウェブサイト全体で効率的に要素を再利用できます。
主な特徴:
- カスタムウィジェットの作成: 独自のデザインや機能を持つウィジェットを作成し、サイト内の複数のページやテンプレートで再利用可能です。
- 複数のページビルダーとの互換性: Elementor、Bricks、Gutenberg(ブロックエディター)など、主要なページビルダーとシームレスに統合され、柔軟なデザインが可能です。
- 動的コンテンツの統合: カスタム投稿タイプやメタフィールドなどの動的データをコンポーネント内で活用し、コンテンツの自動更新や一元管理が実現します。
- デザインの一貫性: 一度作成したコンポーネントを複数の場所で使用することで、サイト全体のデザインや機能の統一性を維持できます。
- 集中管理: コンポーネントを一元的に管理・更新できるため、メンテナンスや修正が容易になります。
この「コンポーネント」機能を活用することで、ウェブサイトの開発効率が向上し、デザインの一貫性とメンテナンス性が高まります。
Query Builder
JetEngineのQuery Builderは、WordPressサイト上でカスタムクエリを作成し、さまざまなデータを効率的に取得・表示するための強力なツールです。この機能を活用することで、コードを書くことなく、複雑なデータクエリを直感的に構築できます。
主な特徴:
- 多様なデータソースのクエリ: 投稿、ターム、ユーザー、コメント、WooCommerce製品、SQLテーブルデータ、REST API経由のアイテム、カスタムコンテンツタイプ(CCT)アイテムなど、幅広いデータソースから情報を取得できます。
- AIによるSQLクエリ生成: OpenAIとの統合により、プロンプトを入力するだけでSQLクエリを自動生成できます。生成されたクエリは、データベースから必要な情報を取得するために活用できます。
- 集中管理インターフェース: クエリの作成・管理を一元化し、サイトパフォーマンスの向上と高度なクエリ設定が可能です。
- 動的カウンター: フィールドに動的タグを追加することで、結果の件数を表示できます。
- 条件付き表示: クエリの結果に基づいて、コンテンツの表示・非表示を制御できます。
- 動的データの活用: クエリビルダーのフィールド内で必要なマクロを埋め込むことができます。
- 結果のプレビュー: クエリビルダーの設定ページ上で、クエリ結果を即座にプレビューできます。
JetEngineのQuery Builderを活用することで、WordPressサイト上でのデータ取得と表示が柔軟かつ効率的になり、ユーザーエクスペリエンスの向上に寄与します。
User Profile Builder
JetEngineの「ユーザープロフィールビルダー」は、WordPressサイト上でユーザーがフロントエンドから情報を提出・管理できる個人アカウントを作成するための機能です。
主な特徴:
- アカウントページの作成: ユーザー専用のアカウントページを設定し、個人情報の管理や投稿の作成・編集が可能です。
- プリセットのインポート: 事前に用意された設定をインポートし、迅速にアカウントページやサブページを構築できます。
- カスタムフォームの作成: JetFormBuilderプラグインと連携し、ユーザー登録や情報更新のためのカスタムフォームを作成できます。
- アクセス制限の設定: 特定のユーザーロールに基づいて、ダッシュボードやアカウントページへのアクセスを制限できます。
- ユーザープロフィールのカスタマイズ: ユーザーごとに公開プロフィールページを作成し、投稿やレビューなどの情報を表示できます。
これらの機能を活用することで、ユーザーエンゲージメントを高め、サイトのインタラクティブ性を向上させることが可能です。
- 20:20ユーザーダッシュボード作成